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授業を覗いてみよう

2017.07.24

動物園で学ぶ!?人文学部を密着取材!〜うんちでハガキを作ろう編〜

中野 壽央莉

中野 壽央莉(デザイン学部 デジタルクリエイションコース )

みなさん、こんにちは。

デザイン学部のことぶきです。

 

もう私も3年生になり、授業も今まで以上に深い部分をたくさん学べる学年となりました!

2年生までの授業とは違い、作品を授業だけに留めず、社会に出して反応を見るなど、とっても魅力的な授業でいっぱいです…!

 

「こんなにデザイン学部3年生の授業が魅力的なら他の学部はどうだろうな〜」。

そう思い、他学部の授業について調査してみると、なんと人文学部では動物園で授業をしているとの情報が!

ということで、今回は同じ3年生である、人文学部の学生が受講している「ある授業」を取材してきました!

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その授業は、『フィールドプログラム』。

学外に飛び出し、異なる文化や考えを体験しながら、新たなものの見方を身につけることを目的とした授業なんだとか。

 

少人数のゼミ(授業)で行われるのですが、それぞれのゼミには「国内プログラム」、「海外プログラム」と2通りあります。

その国内プログラムの中にも、地域の問題解決に取り組む<国内テーマ型>と、各学生のテーマに沿って現地で研究する<交換留学型>の2つが存在します。

 

この京都市動物園で行う授業は、京都で学ぶ国内プログラムの国内テーマ型となるそうです。

今夏に論文を学内でパネル展示する3年生が10人、卒業プロジェクトに向けて学んでいる4年生が7人参加しています。

この授業は海外に行くほどお金がかからない(交通費のみ)ことも、学生にとって魅力的だそうですよ。

 

そして私ことぶきは、この授業を担当している板倉先生にお願いし、同じ学生ライターで人文学部のシバハラくんと一緒に、京都市動物園での授業を見学させてもらいました!

 

image12(写真中央の、サングラスをかけた方が板倉先生です)

板倉先生は、セイカと教育連携協定を交わしている京都市動物園を活用して、学生たちに田植えや池の生物調査などを教えながら、研究を見守っている先生です!

 

取材の日は連休中の特別開園で、親子連れや学生がチラホラみえます。

 

この日ここですることはなんと!

動物のうんちを使ったハガキ作り!このイベントを来園者の方と一緒にするそうなのです。

何の動物なのか。 一体どうやってハガキにするのか。

気になることは山ほどあるので、早速、ハガキ作りの練習を見学させてもらいます!

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ん?  机の上に見慣れないものがたくさんありますね…。

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これらをどう扱うのでしょうか?

ちなみにハガキの材料は、動物のうんち(100度で煮て消毒済み)、水、水のり、パルプ(紙に用いるために分離した植物繊維)、牛乳パックだそう。

 

いきなりですが、みなさんに質問です。

これは何の動物のうんちでしょうか?(ヒント:特任園長に就任された動物)

正解は…

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この緑色、うっすらと残っている笹の葉…

 

そうです!

2月に園内で行われた「動物人気投票」で、みごと1位に輝き、特任園長に就任したレッサーパンダのうんちなんです!

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クンクン匂いをかぐシバハラくん。「どうですか?」の私の問いに1言。

 

あっ、畳の匂いがする…!

そう、レッサーパンダの主食は笹なので、香りは畳や草の香りがして、臭みがないんです。

草食系は緑色のうんちを出すことが多いですが、シマウマは草が残るほどうんちが粗く、ゾウはうんちから食物繊維の糸が出てくるのだとか。

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次に、ハガキのベースとなる水に数日つけた牛乳パックを洗濯のりと一緒にミキサーへ!

洗濯のりによって、成形するときに固まるのだそう。

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ギュルギュルと音をたてて粉砕された牛乳パックが、柔らかな濡れた紙に変身!

それをバケツに入れ、今度は…

 

グルグルとバケツの中をかき混ぜます。

なるほど!あの道具はかき混ぜるものだったんですね!

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そしてうんちも入れ、一緒にグルグル混ぜます…。

これでハガキのもとは完成です。

 

ここからは、シバハラ君がハガキを作ってみることに!

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シバハラ君の真剣な顔つき…準備オッケーみたいです!

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ハガキを成形するときに必要な、金網を挟んだ木製の枠に、先ほど作ったハガキのもとを入れ、ちゃんと四角になるよう赤いヘラで抑えていきます。

ハガキのもとを入れるときは、ゆっくり入れないと端が薄くなってしまうそうですよ!

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木製の枠の上下に金網を敷き、その金網の上下にもタオルを敷きます。

そして1番上に板をのせて押しましょう!

シバハラ君、全体重をかけて!ギュギュ〜〜〜〜ッッ!!!

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そして、上に敷いたタオルと金網を外し、代わりに下敷きをのせ、またギュッと押します。

最後に…

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えいやっ!!

と男前にひっくり返し、タオルと金網を取り外します。

このときは大丈夫かなと私とシバハラ君もヒヤヒヤしましたが…。

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なんと、きれいに完成!

教えてもらった人文学部の学生さんに、「初めてやったのに上手!」と褒めてもらえるほどの出来でした!

それもこれも、学生さんの教え方がお上手だったというのもあるんでしょうね〜。

 

さあ! お次は本番です!

先ほど教わった「ハガキ作り」を、今度は3年生のみなさんが園内のお客さんに教えてあげる番ですよ。

お昼ご飯を食べたみなさんは準備万端のようで、外にいるお客さんに呼びかけます!

すると…

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ゾクゾクとお客さんが!定員50名があっという間に満員に!

これには、「うんちに抵抗があるのでは?」と考えていた学生にとって驚きだったそう!

 

3年生は初めて子どもたちや大人に教えるということもあり、キンチョーした面持ちでしたが…

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おや?

 

おやおや?

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実際やってみると上手に教えられているようです!

できるか不安だったものが解消され、成長した学生たちの足音が聞こえてきますね!

 

3年生のみなさん、初めて教えることにキンチョーしながらも、まだ見ぬ新しい世界への興味のほうが勝ったのでしょうか!

 

モノを捨てずに人が使えるようリサイクルする。動物園の理念である「もったいない精神」を楽しく多くの方に広められ、このイベントは大成功に終わりました!

 

参加していた方には、

「説明が分かりやすかった」

「良いお土産になった」

「スタッフの方に教えてもらった子どもは楽しそうだった」など、

とても高評価だったそうですよ!

 

どんどん色んなことを体験して、自分の考えを広げ、新しい世界に足を踏み入れる。そしてそれで終わりにせず形にし、周りの人々の世界をも広げていく。

このプロジェクトの目的にはそんな願いが込められており、人文学部の学生たちはその目的を果たす為、自ら体験していく勇気ある方たちだと私は思ってます。

 

そして、今夏に展示する論文は、動物の動きに着目する方、グリーンカーテンや外来種駆除などを研究する方など様々ですが、見ていて面白そうなものばかり!

私ことぶきは応援しております!

 

今回はここまでですが、人文学部の授業内容は、この記事だとほんの入り口!

次回はバクのお世話編をお送りします。

それではまたお会いしましょう!