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授業を覗いてみよう

2016.10.08

私とつながる、本と服。 〜ファッションコースの学生による雑誌制作〜

芝原 淳平

芝原 淳平(人文学部 社会専攻)

みなさん、こんにちは!人文学部2回生のシバハラです!

 

 

現在、精華大の本館1Fにある画箋堂で、このような雑誌が販売されています!

 

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(雑誌『現在地』の表紙 )

 

こちらの雑誌は、ポピュラーカルチャー学部 ファッションコース 2回生の必修授業で作られたもの。つまり、企画や編集など、その制作のほとんどを学生が手がけているんです。
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特集タイトルは「本と服」。そのままズバリ、「本と服」の関係性に注目しています。

 

学生の目線に立ち、私たちの身近な「本と服」にあらゆる角度から焦点をあて、お店、人、本を紹介しており、取材に答えている方々の優しさがインタビュー記事を通じて感じられます。写真の表情も朗らかで、読んでいて心が温まりました。

 

ビジュアル(写真)のページでは、慌ただしく過ぎ去る日々のなかで、少女が本に夢中になっているというストーリーを感じることができました。

 

ボリュームのある1冊に仕上がっており、読み応え満点です。

 

今回は、この雑誌を編集されたファッションコース 2回生の神尾奈々さん、高橋藍さん、横田奈那さん、そして編集長を務められたファッションコース 特任教授、西谷真理子先生にお話を伺いました。

 

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ー西谷先生、『現在地』の出発点はどのようなものだったのでしょうか? この本は制作だけに留まらず、販売もされているようですね。

 

西谷さん:
これまでにも、ファッションコースの2回生と冊子を作る授業を行ってきました。

しかし無事に印刷が終わっても、制作物に対してあまり愛着を感じていない学生がほとんど。「なんとかして、自分たちの制作物に愛着を持ってもらいたい!」と、思っていたんです。

 

そこで今回は、より制作作業に集中させることで、一人ひとり均等に「制作している」という気持ちをもたせようと、教員が編集長となり、アートディレクターを立てて、学生は編集に集中させることにしました。

「販売する」というアイディアは、最初にレクチャーをしにきてくれたマガジンハウスの雑誌『&Premium』のディレクター、柴田隆寛さんにいただいたものです。

 

「せっかくなら価格を付けて販売してみればどうですか? 学生は雑誌を売るという得がたい体験ができるし、将来、服を作って売る、ということの練習に繋がりますよ。」

という柴田さんの言葉にハッとし、行うことにしたのです。

 

結果的に「売る」ことが念頭にあると、原稿にしても、売り物として通用するかどうかという判断基準ができ、これまで書き上げればよい、という学生たちのモチベーションから一歩踏み出せたと思っています。

 

 

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( 編集会議を行う様子 )

 

ー『現在地 』という雑誌のタイトルは、どのような経緯で名付けられたのですか?

 

西谷さん:
これは、学生たちがそれぞれで複数のタイトルを出し合って投票し、その結果を踏まえて最終的に教員たちで、「1冊だけでは終わらないタイトルだな」と感じることができるという理由から『現在地』というタイトルを選びました。

 

 

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(どんな本を作るか。それを定めるために学生たちは雑誌『&Premium』を読み、それぞれの感想を共有しあったのだそう。)

 

ーそれでは、学生の皆さんにお伺いします。雑誌を編集していくうえで大変だったことはなんですか?

 

高橋さん:
私の担当した企画は、たくさんの方々にインタビューをすることでした。

そのなかで苦労したことは、まずは当たり前のことなのですが、アポ取りや日程調整の為の電話やメールのやり取りです。慣れない作業だったため、最初は悪戦苦闘し、ご迷惑をおかけしてしまったこともたくさんありました。

 

インタビューの際に、相手の話を聴くだけではなく質問者として上手く聞き出すことや、原稿にする際にインタビューをお受けくださった方々の意図をくみ取り、文章にすることも難しかったですね。

でも、そのどれもがすごく勉強になりました。

 

神尾さん:
担当したビジュアルページの制作が大変でしたね。

 

流れや構成を自分たちで決めてその通りに撮影しようとしても、急な天候の変化で決行できなかったり、場所をうまく確保できなかったり、頭の中で描いていた写真を上手く撮れなかったりなど、思うようにいかないことが多く、大変でした。

 

 

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( 神尾さん担当のビジュアルページ)

 

横田さん:
私はファッションと哲学をテーマにした、書籍紹介からの文章ページを担当したんですが、関連する書籍を数十冊、短期間で選書することが大変でした。

 

 

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(横田さんが担当された文章メインのページ)

 

ーそれでは続いて、取材・編集・販売という行程で感じられた「気づき」があれば、教えてください。

 

高橋さん:
「どの行程でも人が関わっている」と、いうことです。

 

取材ではもちろん、相手にインタビューをします。

作業中は、インタビューを受けてくださった方のことを常に思い浮かべ、頭の中で対話をしながら原稿作成・編集をしていました。

 

販売では、営業を行い、本屋さん、服屋さん、そして雑貨屋さんなど、お店の担当者の方に本を置いてくださるようにお願いをしにいきました。

 

雑誌を作ってそれを送り出す、その全てに人が関わっていて、その関わりなしでは本は世の中に出てこないのだなと思いましたね。

 

 

 

人と人が出会い、人とモノが繋がる。

その過程でコミュニティーが生まれ、新しい流行を生み出せるかもしれない。そんな可能性も強く感じることができました!

 

彼らの思いがたっぷり詰まった『現在地』は、精華大の 「画箋堂」または、地下鉄四条駅のすぐ近くにある 「kara-S」などで販売されています。

 

みなさんも一度、手に取ってご覧下さい!

 

kara-SのHPはこちら
http://www.kara-s.jp/